予想される東海地震では、埋立地や地盤の軟弱な地域を中心に、震度6強〜7になり、激しい揺れが1分程続くほか、地域によっては液状化の発生や津波の襲来も予想されます。
高さが5m以上で斜面の傾斜角度が30度以上ある急傾斜地や地すべり防止区域に指定されている場所では、山・がけ崩れの危険があります。
また、建築被害や死者・負傷者も阪神・淡路大震災を大きく上回ることが予想されています。
昭和53年に施行された「大規模地震対策特別措置法」では、静岡・山梨・神奈川・長野・愛知・岐阜の各県で167の市町村が、地震による被害が著しい地域として、地震防災対策強化地域に指定されました。
平成13年度には想定震源域の見直しが行われ、平成14年度諏訪地域6市町村をはじめとして、東京・山梨・長野・愛知・三重県内の96市町村が新たに強化地域に追加指定され、8都県263市町村になりました。
【東海地震に係る地震防災対策強化地域と想定震源域】
■東海地震に係る地震防災対策強化地域
| 都県名 |
市郡町村名 |
市町村数 |
| 長野県 |
岡谷市、諏訪市、茅野市、下諏訪町、富士見町、原村、
飯田市、伊那市、駒ヶ根市、
上伊那郡(高遠町、辰野町、箕輪町、飯島町、南箕輪村、中川村、長谷村、宮田村)
下伊那郡(松川町、高森町、阿南町、阿智村、下条村、天龍村、泰阜村、喬木村、豊丘村、大鹿村、上村、南信濃村)
|
29 |
| 東京都 |
新島村、神津島村、三宅村 |
3 |
| 神奈川県 |
平塚市、小田原市、茅ケ崎市、秦野市、厚木市、伊勢原市、海老名市、南足柄市、高座郡、中郡、足柄上郡、足柄下郡 |
19 |
| 山梨県 |
甲府市、富士吉田市、塩山市、都留市、山梨市、大月市、韮崎市、
東山梨郡(春日居町、牧丘町、勝沼町、大和村)、
東八代郡、西八代郡、南巨摩郡、中巨摩郡、北巨摩郡、南都留郡、北都留郡(上野原町)
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61 |
| 岐阜県 |
中津川市 |
1 |
| 静岡県 |
全域 |
74 |
| 愛知県 |
名古屋市、豊橋市、岡崎市、半田市、豊川市、津島市、碧南市、刈谷市、豊田市、安城市、西尾市、蒲郡市、常滑市、新城市、東海市、大府市、知多市、知立市、高浜市、豊明市、日進市、愛知郡、海部郡、知多郡、幡豆郡、額田郡、西加茂郡(三好町)、北設楽郡(設楽町、東栄町、津具村)、南設楽郡、宝飯郡、渥美郡
|
58 |
| 三重県 |
伊勢市、尾鷲市、鳥羽市、熊野市、桑名郡(長島町、木曽岬町)、度会郡(二見町、南勢町、南島町、紀勢町、御薗村)、志摩郡、牟婁郡
|
18 |
| 合計 |
|
263 |
気象庁震度階級関連解説表(平成8年2月)
震度は、地震動の強さの程度を表すもので、計測震度計を用いて観測します。この表は、ある震度が計測された場合、その周辺で実際にどのような現象や被害が発生するのかを示すものです。
| 計測震度 |
階級 |
人間 |
屋内の状況 |
屋外の状況 |
|
0 |
人はゆれを感じない。 |
|
|
0.5 |
| 1 |
屋内にいる人の一部がわずかな揺れを感じる。 |
|
|
1.5 |
| 2 |
屋内にいる人の多くが揺れを感じる。眠っている人の一部が目を覚ます。 |
電灯などのつり下げ物がわずかに揺れる。 |
|
2.5 |
| 3 |
屋内にいる人のほとんどが揺れを感じる。恐怖感を覚える人もいる。 |
棚にある食器類が音を立てることがある。 |
電線が少しゆれる。 |
3.5 |
| 4 |
かなりの恐怖感があり、一部の人は身の安全を図ろうとする。眠っている人のほとんどが目を覚ます。 |
つり下げ物は大きく揺れ、棚にある食器類は音を立てる。すわりの悪い置物が倒れることがある。 |
電線が大きく揺れる。歩行者も揺れを感じる。自動車を運転していてゆれに気づく人がいる。 |
4.5 |
| 5弱 |
多くの人が身の安全を図ろうとする。一部の人は行動に支障を感じる。 |
つり下げ物は激しく揺れ、棚にある食器類や本が落ちることがある。すわりの悪い置物が倒れることがある。 |
窓ガラスが割れて落ちることがある。電柱が揺れるのがわかる。補強されていないブロック塀が崩れることがある。道路に被害が生じることがある。 |
5.0 |
| 5強 |
非常な恐怖感を感じる。多くの人が行動に支障を感じる。 |
棚にある食器類や書棚の本の多くが落ちる。テレビ台から落ちることがある。
タンスなどの重い家具が倒れることがある。変形によりドアが開かなくなることがある。
一部の戸がはずれる。 |
補強されていないブロック塀の多くが崩れる。据付の不十分な自動販売機が倒れることがある。多くの墓石が倒れる。
自動車の運転が困難になり、停止する車が多い。 |
5.5 |
| ☆6弱 |
立っていることが困難になる。 |
固定していない家具の多くが移動、転倒する。
開かなくなるドアが多い。 |
かなりの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する。 |
6.0 |
| 6強 |
立っていることができず、はわないと動くことができない。 |
固定していないもい家具のほとんどが移動、転倒する。
戸がはずれて飛ぶことがある。 |
多くの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する。
補強されていないブロック塀のほとんどが崩れる。 |
6.5 |
| 7強 |
揺れにほんろうされ、自分の意思で行動できない。 |
ほとんどの家具が大きく移動し、飛ぶものがある。 |
ほとんどの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する。
補強されているブロック米も破損することがある。 |
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| マグニチュード(M)と震度 |
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「マグニチュード」は地震そのもののエネルギーも大きさを表し、「震度」はそれぞれの場所における揺れの大きさを現します。
電球にたとえると、40Wとか100Wのように表される電球そのものの明るさが「マグニチュード」で、一方、どんなに明るい電球でも、電球からの距離が遠くなるほど暗くなり、近くなるほど明るくなります。このようなそれぞれの位置の明るさに相当するのが震度です。
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